名前:黒猫

『運命の記述』46冊目

流石は闇の眷属

>五更家の幸せが末永く続きますように

……ありがとう。
嬉しいわ。そんな……そんなことを思ってくれるなんて。

>「瑠璃とずっと一緒に居られますように」と書くよ

ずっと……ね。
ま、まぁ……それなりに一緒にはいるつもりよ。それなりにね。
あとその名前で呼ばないで頂戴。

>俺の大事な人の願いが叶いますように、かな

自分よりその人のことを思うなんて、あなたにしてはいい心がけね。
その人は一体何を願うのかしら。少し気になるわね。

>関東地方の七夕は10年のうち1、2回程度しか晴れないそうだ。すべからくリア充爆発しろ!ということですね、分かります。

リア充爆発しろと思うのは私もそうだけれど、流石に織姫と彦星にまで
そう思ったことはなかったわ。
1年に1度でも大変なのに10年に1度……。
私なら、耐えられる気がしないわ。その決まりを作った奴を滅ぼしに行くわよ。

>意外と乙女チックなんだね

意外とってどういう意味よ。その口を永久に塞いであげてもいいのよ。
それは……私だって……普通の人間と同じようなことを考えたりもするわよ。

>そういう不謹慎なことを言っているとルリルリも流されるよ

別に構わないわ。全部流してしまいなさい。この地球ごと全部流しなさいよ。
……って誰がルリルリだこの糞虫っ!

>夜明け前より瑠璃色な

何のことかと思って調べたらエロゲーのタイトルじゃない……。
まさか同じ「瑠璃」だからこの言葉を話しかけたんじゃないでしょうね。
呪い殺すわよ。