カイザーが話してくれた「墓所は命や自然の営みを冒涜している」
という一文で、モヤモヤしていたことが腑に落ちたよ。
墓所の言う「優しい穏やかな人間」ばかりになれば、
それは人類にとって幸せなんだろうかって少し迷っていたんだけど…
それはやっぱりまやかしの幸福なんだなって。
人間が都合の良い人工の力で世界を滅ぼしてしまったように、
都合の良い人工の力で世界が平和になったとしても、
それは結局結果が異なるだけで、どちらも命の冒涜をしているには違いないから
>そうだな。クシャナの父も、
ナウシカが新人類の卵を破壊したとき、
「自分の罪深さにおののきます。
私達のように凶暴では無く、おだやかで賢い
人間になるはずの卵です」
という台詞に対して
「そんなものは人間とは言えん・・・」
と言っていたしな・・・)
墓所って一見理論だった理想的な言葉を話しているけど、
なんだか悪魔じみているというか、悪魔の取引みたいだね…
初見の時は「優しい穏やかな人間」って具体的にはどんな人間なの?
どうも胡散臭いなーと思う程度だったんだけど。
>長い歴史の中で争いばかりしていた人間という生き物に対し、
その争いの愚かしさや罪深さを感じていた人間にとっては、
もっと知的に進化した、賢い優しい人だけの世界
というのは「理想」として誰もが持つものだったんだろう。
でも理想と現実は違う・・・争う事も、
その醜さも、それらがあってこその人間なんだと
それがあってこその美しさなんだという事・・・)
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