あと、オーマは謎だね。作中での説明も余りないから考察というより、想像に近くなってしまう…
巨神兵の謎について、オーマがナウシカをママと呼び、
彼女の言葉には従順な所から思いついて、
自分なりに考えてみたんだけど…。
もしかしたら巨神兵って(自我を多少は持ってはいるけど)、
実は「自らの意思で動作する、完璧にオートマティックな自立した兵器」
ではなくて、 ロボットアニメに登場する搭乗型ロボットのように、
人間のパイロットからの命令を、
ある程度は必要とする兵器なのではないかと。
加えて巨神兵は寿命が短いせいもあって、
「親(パイロット?)となる人間からの命名」を条件にして、
機能制限された赤ん坊の状態から、(人間で言う幼少時代を飛ばして)
全ての能力が解放された大人へと、
一気に成長するよう設計された存在なのかも。
そしてその成長の際には、与えられた名前(言葉)の通り
の性格を備えるように造られていたのではないか、と思った。
というのも宮崎監督が以前、「言葉は力である」
とインタビューで回答したように、
宮崎作品では言葉や名前が、その物語の世界や人物に
強い影響を及ぼすことが多いから…。
(例えば、ラピュタでは「バルス」という三文字の呪文でラピュタが滅亡するし、
千尋やハクは、湯婆婆に名前を取り上げられることで
本来の自分を失いかけてしまう。
「ハウルの動く城」では、ソフィーが
「どうか、カルシファーが千年も生き、ハウルが心を取り戻しますように」
と願いを言葉にすることで、それが実現される…等)
だから、もしもあの場面で、ナウシカが巨神兵に
「オーマ」ではない別の名前を付けていたら、
あのオーマとは全く異なる性格になっていたのかもしれないし、
旧世界を滅ぼしたという巨神兵たちには、
もっと恐ろしい名前が付けられていたんじゃないかな、と思った。
とは言え、巨神兵に関しては作中にあんまり説明がないから、
ホントに根拠の全くない自分勝手な推測なんだけど…
>俺は巨神兵は、兵器ではなく、「神」として
創られた存在なんだと思った。
見た目こそ禍々しいが、旧人類が神を創ろうとしていた
事は、作中でもわかる。(最後に戦ったヒドラもそう)
オーマは名前を与えられる前から優しかった、
親と認識したナウシカに対しては・・・
名前を与えられた後、自分は調停者だと言った。
ナウシカが「ただの兵器なら知能はかえって邪魔になる
しかしこの子には人格さえ生まれはじめている
旧人類は死神として巨神兵をつくったんじゃないらしい
もしかしたら神様として・・・まさか・・・」
という台詞から察するに、
旧人類が神様として巨神兵を創ったが、
巨神兵は旧人類は生きるにあたいしないと判断し
巨神兵は裁定者として旧人類を裁いた(滅ぼした)
(また、世界の汚染が進み、生き残ろうとした旧人類が
汚染された環境に対応できる様に体を作り替え、
腐海というシステムを使って徐々に汚れを浄化して、
新しい人類にすりかえる計画を考えた・・・)
そう感じたな・・・
名前は確かに重要だよな。
半覚醒状態だった巨神兵が名前を与えられた事によって
覚醒したということは、
破壊を楽しんでいた時のオーマは覚醒していないまま
中途半端に裁定者としての力を制御できずに使っていたのかもしれん。
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