『今のお前には 出来ようはずもない・・・

 しかし 一度心に焼き付けておけば・・・

 お前なら・・・

 そう長くはかからんじゃろう』


2人はボロボロの道場に戻った。


『今日はこれまでじゃ・・・ ゆっくり休め・・・』


道場を出ようとする老師。


レイ「どこ行くんだい?」


『ちと あいつらの墓前に行って来ようかとの・・・』


老師は山頂に行き もう一度2人に謝罪の言葉を残す。


『ワシが 強くあれと教えたばかりに・・・

 ユン・・・

 許してくれ・・・』



『お主のその体に 自信をつけてやる事が出来なかったな・・・

 ゆるせ・・・

 サモ・・・』


―――――

レイ「ユン・・・ サモ・・・


   う・・・ うう・・・!」



一方・・・
功夫ストーリー28