【橘京子(たちばな きょうこ)】
『分裂』より佐々木・九曜と共に初登場(厳密には藤原と同じく名前なしで『陰謀』から登場済み)。

古泉の『機関』に敵対する組織の一員であり、『陰謀』でキョンの目の前からみくるを連れ去った張本人(これについては、のちにキョンに謝罪している)。

実は古泉と似た力を持つ超能力者だが、本人曰く、橘はハルヒではなく佐々木から力を与えられたらしい。

橘の所属する組織の目的は、ハルヒに宿る情報改変の力を佐々木に移すこと。

そのためにはキョンの協力が必要だと思い、橘はキョンを何とか説得しようと奔走していたが、九曜や藤原がまったく協力的でなかったり、当の佐々木自身が橘の目的に乗り気ではないせいで、努力の甲斐なくキョンの説得は難航を極める。

最終的には藤原と九曜による独断専行とハルヒの無意識による妨害の結果、橘の企みも脆くも崩れ去り、自分には手に負えない、と古泉に言い残してハルヒから手を引く。

終始藤原と九曜に振り回されっぱなしな、哀れな役回りであった。

ちなみに『分裂』が刊行されてから数年もの間『驚愕』が発売されなかったため、橘含む佐々木団のキャラ付けは二次創作によるものばかりが独り歩きしている状態だった。

かく言うこのベイビーにおける橘も、様々なハルヒの二次創作より受けた影響を色濃く表している。

きょこたん可愛いよきょこたん。
キャラ紹介2