ウェイトレス姿のひなたが、そこに居た。だけど、なぜか現実味がなくて、ぼんやりと眺めてた。きっと、いつも制服姿しか見ていないからだろう。しかし、向こうは俺に気づいていないようで、すぐにカウンターという舞台から降りていった。
「ふーん。やっぱり気になるんだ」
09クリスマスイベント4