名前:羽生ひなた
可愛さ159万倍
Honey Coming!
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「あー、ひなたちゃん。もう今日はあがっていいよ。多分お客さんもうほとんど来ないだろうし」
「え、でも。約束の時間はまだ――」
「気にしない、気にしない。雇い主の私が言ってるんだからいいの。ね、君も思うでしょ? ひなたファン第9号君」
確かに遅くなると危ない気がする。とりあえず、首を縦に振る。
「ほら、彼もそう言ってるんだからさっさと着替えてきなさい!」
ビシッと指を前に突き出す白水さん。「は、はい!」の一言で回れ右して、店の奥へ消えるひなた。
そして、
白水さんの笑顔が残った。
09クリスマスイベント7