エド「プロトタイプか。…オレ達の知ってるプロトタイプは二つだな。
一つは一期の劇場版、シャンバラを征く者のプロトタイプ。
劇場版では尺のせいで泣く泣くカットされたシーンがたくさんあって、正直言うと劇場版より分かりやすかった。
ただ当然ながらボリュームがあり過ぎるな。そりゃあの内容を90分に纏めるのは大変だっただろうよ。
あのまま三時間くらいで映像化されてたら、評価ももっと上がってたんじゃないかな。」

アル「そしてもう一つのプロトタイプが、荒川弘先生の描く原作鋼の錬金術師のプロトタイプ、だね。
ボク達の物語を一つの読み切りとして描いていた作品だよ。
原作と原作のプロトタイプ。読み比べてみると、初期案のボク達は原作のボク達と同じようだけど全く違う性格だったみたい」

エド「そうかぁ? アルはあんまり変わりなかっただろ?」

アル「あはは。まあ、あのキザな兄さんと比べたらねぇ……」

エド「!!!!!」

アル「ほら。あの『報酬、たしかに頂いた』って言ってロゼの涙を拭ってあげるシーn」

エド「わーー!!わーー!!やめろアル、そこだけ切り取るのは悪意を感じるぞ!!」
プロトタイプ