重力制御技術の多くは、この際侵攻してきた「エイリアン」と呼称される存在の核、「エイリアンエンジン」を分析することで獲得された。
旧来のケイ・バーリット液循環システムよりも信頼性が高かったことから注目されたが、エイリアンの消滅とともにエイリアンエンジンもまた喪われてしまった。人類が反重力エンジンを自力製造するに至るのは更に後の時代のことである。
また、これとは別系統の技術として重力子の利用によって動力を得る機関が開発されていた。
「重力子エンジン」と呼称されるこれは主に艦船に搭載されており、日章共和国では海底からサルベージした伊号潜水艦にこれを搭載する計画が持ち上がっていたとのことである。積極的に重力子機関を利用したのはアルマニア民主共和国で、「グラビティ・Uボート」と呼ばれた大西洋潜水艦隊は有名であった。

石川文庫『旧時代の人類と重力技術のあゆみ』より抜粋ーー

名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:世界観九

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