Memory……NO DATA

■薄暗い路地裏。
■明滅を繰り返す街灯。
■散乱した煙草の吸い殻。

■…周囲の光景には不釣り合いな、黒いドレスの少女。

■周囲をゆったりと見回すように、暗い路を進む。

「アッコラー!!」
「ナッコラー!!」
「…ッスゾコラー!!」
■不意に、暗がりの中から人相の悪い男たちが現れた。
■手に手にナイフやスタンガンを持ちながら、下卑た笑いを浮かべ、値踏みするように少女を見る。

■しかし少女は動じない。
■向けられた刃を一瞥し、男たちを見回し、
■嗤った。

「ダッテメッコラー!」
『気をつけてください。迂闊に私に近づくと…』
■威嚇を続ける男に、少女が口を開く。

『…細切れになりますよ?』
■刹那、男二人がサイコロステーキめいて切断され、崩れ落ちた。

「ア、ア、ア…」」
■仲間が突然肉塊と化し、残る一人が腰をついて後ずさる。

「…アギャッ」
■振り返って走り出した途端、
■その首がするりと落ちて地面に転がった。

『ふふ、だから言ったのに。』
■少女は微笑み、血に染まった路地をゆったりと歩む。
■差し込むことのない月明かりに思いを馳せるように、上を眺めながら。

名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶の断片捨弐

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