「あら。公安ではないようですね…まあ、連中にしても動き方が些か下品だと思ってはいましたが」
■両手を開いたブラックウィドウが、その白く細長い指を動かす。
■それはまるで操り人形を動かしているようにも、楽器を奏でているようにも見え…
「ギャッ!!」
「AIEEEEEEE!!!」
「て、敵襲!敵襲だ!!」
■すぐに外からつんざくような悲鳴が聞こえてきた。
「突破口を開きます。端末に表示した地点までお逃げください、指揮官様。」
■ブラックウィドウは静かにそう告げると、正面から堂々と外へ歩いていく。
■おそるおそる、その後に続くと外には地獄絵図が広がっていた。
「衛生兵!衛生兵を!!」
「で、出てきたぞ!」
「撃て!撃て!」
■混乱と怒号の中、散発的な発砲はブラックウィドウが張り巡らせたワイヤーの網に弾かれる。
■彼女がワイヤーを手繰るたびに、兵士たちの手足がカットバナナめいて千切れ飛んでいく。
「戦闘人形だ!」
「ええい!こちらの機動兵器をぶつけろ!!」
「あら…何か出てくるようですね。お気をつけください、指揮官様」
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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶新春と再起と玖
高評価
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