「……あーあ、もう少し楽しんでおきたかったんですけどね」
■寸分違わず顔を狙って打ち込まれたクローはしかし、
■突き刺さることなく止まっている。微笑むリポーターの眼前、彼女が手をかざした空間で。

来るわよ!早く構えなさい!!
「えっ、あの、ベノム、今のは…」
■ベノムがクローを引き、再度構える。プルキーも腰の山刀を抜いた。
■目線の先…黒髪の人形の衣装が変わっていた。
■純白の清楚なワンピースから、黒と赤を基調としたゴシック調のドレスへ。

「早着替え…ってわけじゃ、なさそうだな、ありゃ」
■刑事の男とともに物陰に身を隠し、物陰から様子をうかがう。

…そこら中に"あれ"があると思いなさい。
■クローアームの刃先…側面に付いた細かな擦り傷を左手でなぞりながらベノムが言う。
■正面には黒髪に黒衣の人形…

「では…改めて名乗らせていただきましょうか。
私の名前は…ブラックウィドウ。以後お見知りおきを。
以後なんてものがあれば…ですけど」
■あくまで物腰は柔らかく、口調は丁寧に。しかし嗜虐的な笑みを浮かべながら、
■…戦闘人形、"ブラックウィドウ"が宣戦した。

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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶未亡人の参戦五

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