Memory…… 4th Section "Caffe Altair"

「よう、この間はお疲れさん。…ベノムちゃんはまだメンテ中か」
■店内に入ると、カウンターに座っていた刑事の男が鷹揚に手を挙げる。
■ブラックウィドウとの戦闘から数日…再度呼び出されこの店で落ち合った。

「初鷹ちゃんの件は、公安としちゃ『善意の市民の協力』としておくさ」
■作業用人形による戦闘行為は不問に…というよりも握り潰されたようだ。
■男がコーヒーを啜る。今日は液面上のクリームは控えめだ。

「ヤツは撤退したようだ…とりあえず、公安のほうでヤツの活動は確認していない」
■ブラックウィドウのことだろう。
「まあ、ウチのが喋っちまったみたいだがな…あまり表にはしないでくれよ」
■…"正統王朝"。古都、"京"を中核として成立している臨時政府の一つ。その工作員が市内で動いていた。
■公安としては、あまり知られたくない情報だろう。

「 例の『黒い戦闘人形』って噂も、おそらくヤツのことだろうと上は判断してる」
■いつだったか、刑事から聞いた噂。
■何度か耳にしたニュース。人形襲撃事件、路地裏での惨殺事件……その背後に居るとされる、"黒い人形"。
■確かにブラックウィドウは、長い黒髪、黒いドレス、その印象に一致する。
「八つ裂きにされてた連中も、おそらくはあのワイヤーによるものだろう…ってことだがな」
■刑事が言葉を切る。

「どうにも引っかかるのさ。
……ヤツのワイヤーも人形のフレーム相手となると、切断にゃ苦労してるようだったよな?」

名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶未亡人戦の後日談

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