【BOM!!】

■爆発音とも破裂音ともつかない音が砂浜に響く。
■顔面にビーチボールが直撃したジャグワールが仰向けに倒れ、ゆっくりと砂に沈んだ。

…目標沈黙、やりました、ますたー、…わたしの、かちです。
■オーバーヒート寸前のベノムも、もはや勝ち誇る余裕はない。
■バイオリアクターの出力が低下し、サブ電源のバッテリーも過熱警報が出ている。
■言うまでもないが、ビーチバレーは決して相手にボールを直撃させて再起不能にしたほうが勝ちのゲームではないはずだ。

「二人ともお疲れ様~。すごかったよ~~」
■どこまでも呑気な愛路の声。クーラーボックスからラムネを取り出してきていた。
「はい、ベノムちゃんも。火照った体を冷却してねぇ」
……いただくわ。

■常々邪険にしている愛路から素直にラムネを受け取り、口にしている。
■ベノムの態度も少しは軟化するだろうか。
■…そんなことを考えていた矢先。

「おい、ヤバいぞ」
「何だあれ!」
「うわーーーー!!」

■海水浴客が騒いでいる。
…なんでしょう?
「サメでも出たのかなぁ?だとしたら恐いねぇ…」


「「逃げろ!!人食いバイオスイカだ!!」」

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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶砂浜伍

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