【KABOOOOM!!】

■勢いよく墜落…もとい着地したその人形は、道端のコンテナやらゴミ箱やらをまとめて破砕し、
■そのまま濛々と粉塵を巻き上げながら地面を滑り、通りの向こうにあるバラックの壁に半ばめり込んで止まった。

「なんじゃありゃ!!」
「暴走人形か!?」
「ヤベェぞ、逃げろ!!」

■買い物客や露天商が我先にと逃げ出す中、その人形がゆっくりとこちらを向く。
■主人を庇うように前に出たベノムに、謎の人形が指を突きつける。
■大昔のアニメに出てくるロボットのような末端肥大形状の、無骨な腕だった。

『…見つけたぞ!"ハーフスクラップ"!悪の人形め!!』

■叫ぶと同時に、背中の円筒からブシューっと蒸気を噴き出す。
■どうやらベノムを知っているらしいが、過去になにか因縁でもあったのだろうか。

いえマスター、私全然知りません、あんな人形。

■振り返ったベノムに、バッサリと否定された。

『私は"有翼鉄拳"フライングラム!オマエに正義の鉄槌を下すものだ!!』


【Beep! Beep!!】



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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶飛行鉄拳弐

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