■せっかくですし少し歩きましょうか、と促されてあとに続く。
■入り組んだバラックの隙間を縫うように歩きながら、彼女が口を開いた。

「端的に言いましょう。アジトが爆破されました」
■顔を見て安心したのもつかの間、その人形…リポーターは、不安が的中していたことをあっけらかんと肯定した。
■先程のニュースは、やはり……

「ご安心ください。私のマスターは無事ですよ。
…ま、こっちで収集したレトロPCやガジェットがみんな灰になったのでめそめそ泣いていますが」
■…やや気の毒ではあるが、無事を聞いて少し胸が軽くなった気がした。

「しかし厄介な事態であることに変わりはありません。
おそらく我々の目的を妨害しようとするどこかの治安機関…
もしくは、傭兵かもしれませんね」
■ほとんど出かかった言葉を飲み込む。
■彼女が言外に滲ませた治安機関とは……

■リポーターがぴたりと2本の指を立てる。
「ということで、我々の現状の行動方針は2つ。
一つは別拠点への移動…こちらはすでにマスターが手配しています。
そしてもう一つ。
…"凶剣"捕獲作戦に関する、今後のプランの検討です」

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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶_作戦会議参

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