ご無事ですか?マスター
■ウォーホークを拘束してすぐ、ベノムが追いついてきた。
「ご覧の通り。…ああ、ベノムさん、この人形が貴女のマスターのこと撃ちましたよ。
私が盾になっていなければ危うかったかもしれません」
へェ……?
「ひぇ……ッ」
■ここぞとばかりにブラックウィドウがウォーホークを指差し、ベノムの眼が据わる。
■握り直されたパイプレンチを見て、逆さ吊りにされたままの人形が短い悲鳴を上げた。
■不意に、ガンッと、大きな足音が響く。
「…随分と甘くなったようですね、ベノム…!」
■敵の事ながら危うい場面に割り込んできたのは、プルキーだった。
…追ってこなければ良いものを。
「私があの程度で、折れるとでも?」
■高所から落ちたからか、這い上がった時か、全身あちこち擦り切れた姿。
■山刀は落としてきたのか、それでも拳を作り、構える。
「…徒手空拳で戦闘人形二体を相手取りますか。良い覚悟です」
油断しないことよ蜘蛛女。あれは……私が知る内で、最も手強い人形の一体なのだから。
「そのようですね……でも我々が警戒すべきはむしろ、周囲に集まってきてる狙撃手では…?」
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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率40%
話した言葉:記憶_再起_15
高評価
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