『さあ。お待ちかねの品の登場ですね』
■…バイオリアクター。
■戦闘人形の動力源たるそれは、それぞれの人形専用に設計されていることが多い。
■使用環境、搭載装備、戦闘パターン…それらに合わせてサイズや出力が決められているという。
■すなわち、そのまま搭載でき、なおかつ必要な出力を出せるリアクターは限られる。
■適合する動力が見つけられない場合は…いつか出会った人形「フライングラム」のように、他の動力を無理やり積み込むしかなくなるのだ。
■そして、今運び込まれたそれは、元々ベノムに搭載されていたそれによく似ている。
『十中八九。問題なく搭載できると思いますよ』
■調べたところによれば、ベノムとてワンオフ機ではない。予備部品となるパーツ自体は、どこかにあってもおかしくはない。
■しかしその数も、在り処も、本当に現存しているのかさえも分からない。
■そんなところに示された希望が、あれだ。だが、一体彼らは、どうやって?
『全ては偶然、とでも言いましょうか。因果、とも言えるかもしれませんが』
『ほら、問題なく載ったようですよ。なにせ、』
■ブラックウィドウが微笑む。
『同じ人形師の手掛けた、姉妹機の心臓ですからね』
名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶_再起_3
高評価
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