「凶剣の処遇に関しては、最善とは言いませんが良い手だと思いますよ」
■ベノムが僅かに殺気立つのを抑える。
■そりゃバレないわけないでしょう?とでも言いたげに、明亜が肩をすくめた。
「連中は公安と手を組むことで海螢内で自由に動けていました。
その公安が"ロストした"と報告した以上、いずれにしろ手を切るしかありません。
後ろ盾を失い、再びマークされた状態では、市内で派手に仕掛けてくることはできないでしょう」

でも連中を捕まえはしないのね?
「公安もいきなり掌返しはできないでしょうから、適当な理由をつけて逃したはずです。
今は再潜伏しているところでしょうか。
残念ながらあの街に浸透している工作員や、協力しそうな不法移民は多い。
時間が経てば公安が追い続けるのは難しそうですが」

■そこで一度言葉を切り、レモネードをちびちびと飲む。
「ああ、でも、連中が使っていた車はメガフロートの端で発見されたそうです。
中の機械類は全部無くなっていたそうですけどね」
■そのあたりはやはり連中のほうが一枚上手ですね、と言いながら豆菓子を2,3口に入れた。

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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率40%
話した言葉:記憶_山2

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