『いやいや、たまたま近くをパトロールしていたものですから。
我々で現場保存をしておこうと思った次第ですよ』
■拡声器の声。口調は丁寧だが、怒りが滲んでいるように聞こえる。
■安照の隊員たちが渋々といった風に銃を下ろす。
「余計なお世話でーっす!あとはこっちでやりまーす!
分かったらさっさとケツまくりやがれそーろーおじさんども!」
■中指の一つも立てそうな勢いで"鉄警"の少女がまくしたてる。
『…では、あとは鉄警の皆さんにおまかせしましょう』
「おととい来やがれべらぼーめ!!」
■……立てた。背中を向けて遠ざかる安照の一団に向かって。

「さーてプレシ!ソリサ!現場の確保だ!後続の駅警連隊にも連絡!
402、403聞こえる?こちらソモ401、軌上テロおよび列車強盗に遭遇。
下手人は線路上を不法に走行し逃走中と思われる。
ミカコとミカサはそのまま路上迂回して回り込め。」
『ソモ402、了解!』
『403ミカサ車了解しました!』
■安照の一団が去った後、鉄警の少女が手持ちの端末で仲間に呼びかける。
■装甲車から隊員たちがバタバタと降りてきて状況の確認を始めた。

当面の危機は去りましたが……
一難去ったとは言い難いですね。

「負傷者は手に負えないなあ…でもあのおっさん共がマトモに対応するとは思えないし…
ソリサたちは負傷者救護を優先!あとは後続を待つしかないね…っと!」
■仲間に指示を出しながら、鉄警の少女がこちらを振り向いた。

To Be Continued...

名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率40%
話した言葉:記憶_山20

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