「色々無理言ってすみません、ありがとうございました」
■会計を済ませた明亜、ややげんなりとした顔のベノムと店を出る。
■写真のお礼も含め全額奢ると言われたが、正直、明亜の外見を考えると、何となく体裁が悪い。
■そこに、ばさりと羽音を立てて人形が舞い降りてきた。
「チーフ、呼ばれたので降りてきた」
■褐色の肌。羽飾りで彩られた黒髪、鮮やかな手織りのベルトの巻かれた服。
■エキゾチックな出で立ちの少女の背には、猛禽類を思わせる翼が生えている。
「ご紹介致します。私の"静かなる"イーグル。私の行く先を上空から護る守護者というわけです。」
「はじめまして」
■愛想を感じない仏頂面は、その主人に抱いていたイメージと重なるが…
■先程、そのイメージは大きく破壊されたばかりである。
「というわけで、もう少しお付き合いいただけます?」
■カメラを手にウインクする明亜に、ベノムの顔が引きつった。
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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率40%
話した言葉:記憶_山5
高評価
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