「これで元通りですね、おめでとうございます」
■店を出たところで不意に声をかけられる。

アンタいつまでつきまとうつもりなのよ。
「つれないですねえ、一度は拳で語り合い、その後一緒に死線をくぐり抜けた仲なのに」
■両掌をわざとらしく上に向け、『やれやれ』のポーズを取るのは…今日は白いワンピースの"リポーター"である。
■あれから数日、何かにつけ近所に現れている。監視か追跡だろうと思っていたが、声をかけてきたのは今日が初めてだ。

「少し…歩きながらお話しましょうか、指揮官様」
■有無を言わさず、彼女は隣に立って歩き始めた。ところで彼女はいつまでコマンダーと呼ぶつもりなのだろう。
■ベノムは警戒の視線を崩さないが、話の内容は気になるらしく、それ以上は何も言わない。
「私と、私のマスターの元々の任務は、この"共和国"内の極右勢力の情報収集でした。
それらが有用であれば……いえまあ、結果から言えば、期待外れでしたけど。」

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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶_復活の右腕参

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