「そんな折、"我々"はある人形が残存しているという情報を得ました。
…ええ、ベノム・ザ・ハーフスクラップ。貴女ですよ。
"人形戦争"のある重要な局面…そこに参加していた貴女なら、我々の持つ記録にない『なにか』を知っているかもしれない。
そう踏んだ者が居ました。」

…『なにか』って?
「さあ、なんでしょうね。大量破壊兵器の在り処でしょうか?」
■露骨なはぐらかし方に、ベノムが眉根を寄せる。
知らないわよ。そんな大層なもの。大体……
「そう、貴女の記憶はあちこちが断線し、アクセスできない状態になっている。貴女自身さえ…」
■やはり事実なのだろう。ベノムが不機嫌そうに視線を逸らした。

「さて…黙ってるとバレたときにボコボコにされそうなので、正直に吐いてしまいましょう、
再起動する前に、貴女の記憶を見せていただきました。」
…ボコボコにしていいのね?
「やめてください…どこに隠し持ってたんですかそのパイプレンチ!
…ともかく。結論から言えば、"我々"の望む情報は、皆無ではないにせよ不完全なものでした」

煮えきらないわね。結局なんなのよ、その情報って。
「それは秘密ということで……」
マスター、やはりこの蜘蛛女の頭をかち割って情報を引きずり出しましょう。
「どうしてそう野蛮なんですか!大体割っても分析出来ないでしょう、貴女のシステムでは!」
■人形2体の漫才を織り交ぜつつも、話と歩は進む。

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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶_復活の右腕四

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