《国家憲兵隊一尉、九手院明亜(くていん あくあ)…》
■それが少女の、もといこの憲兵の名前らしい。…背後でベノムが殺気立つのがわかる。
■後ろ手に彼女を制しつつどうすべきか考えていると、先に憲兵が口を開いた。

「警戒なさらないでください。今日はご迷惑をおかけした件のお詫びに参りました」
■ぺこりと頭を下げる。
「あ、これつまらないものですが」
■菓子折りを手渡される。

「あの一件は私の部下の独断専行によるものです。誠に申し訳ありません。
ただ、貴方が関わっていることについて少々お話したいこともありまして」
■後ろのベノムが警戒を解いていないことに気づいたのだろう、
「ご安心下さい、この通り私は丸腰で、人形も同行させていないでしょう?」
■少女…明亜が上着の裾をめくってみせた後に両手を上げ、非武装をアピールする。

「ですので少々…そうですね、近くの喫茶店まで。
ご同行、いただけますね?」
■有無を言わさぬ笑みで、そう言い切った。

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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶_明亜の来訪弐

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