どうだった?ミスター・ザントマン。
■ベノムの問いかけ。
■衣装を脱がされ、一部の外装を外され、全身のあちこちにケーブルを繋がれたフッケバインを見下ろす。
■ともすると刺激的な格好をしたその人形は、目を閉じたまま微動だにしない。

「残念ながら…と言うべきでしょうか。うまく行ってはおりません。
メモリーへのアクセスができずにいます。情報自体が残っているのかさえ…」
そう……
「専門家が見ればまた違うのでしょうが」
ええ、でも頼れるのは貴方しかいないの。
■専門家……黒髪の人形と、その主人の姿が脳裏をよぎる。
■しかし、この人形を彼女らには渡さない。そう決めたからこそ、この奇妙なジャンク屋を頼っているのだ。
「まあ、気長にやりましょう。私としても戦闘人形に触れることが出来る貴重な機会ですから。
それも……かの"凶剣"とあらば」

■フッケバインのメモリー…情報の解析…それがザントマンへの依頼だ。
■この人形は、ベノムが執心だった人形、"音速剣"ローリンの最期を知っている…あるいは、何らかの形で関わっている。
■突然の無茶振りではあったが、この店主も乗り気であるのは幸いだった。
引き続きお願いします。良いですよね?マスター。
■他人への当たりは強いベノムの口調が珍しく柔らかい。これもこの店主への信頼の証だろうか。

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名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶_狂気と殺意と鴉の歌_2

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