■ベノムへと、剣が突き刺さる刹那…
■走ってきた勢いのまま、彼女を突き飛ばしていた。
「!?」
……マスター!!
■ベノムの絶叫がどこか遠くに聞こえる。
■無理もない。
■自分が彼女の身代わりに刺され……
■…て、いない。
■肩口にじわりと血が滲んでいるが、予想していた傷よりもずっと浅かった。
■起き上がり、あたりを見回すと…
■ブロック塀に剣を突き立てて震えているフッケバインがいた。
「あ、あ…危ないじゃない…!」
■目を見開き、ボロボロと涙をこぼしながら。
「私、また、また…!」
■恐らくは、自分が飛び込むのを見て軌道を変えたのだろう。
■驚異的な反応速度だった。だが、それ以上に。
「ちがう…違うよね、マイスター。私が」
■この怯えたような動揺こそ、驚くべきことなのかもしれない。
■"アコニト"からの情報を噛みしめる。
⇒NEXT
名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶_MADANGEL2_5
高評価
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