「ありがとうございます、ベノムさん」
■通信を受けたもう一人の黒衣の人形…ブラックウィドウの瞳が蒼く輝く。
■ビルの谷間…薄暗い路地裏に立ち、周囲に張り巡らせた糸を爪弾いていく。
■まるで巨大な楽器の演奏者であるかのように……
■弾かれた糸を振動が伝播し、その先へと信号を伝える。
「さあ、いらっしゃい。私の網へ」
「…わお!」
■ビル街に飛び込み、空を翔けるフッケバインが声を上げた。
■空中にキラキラとワイヤーが煌めく。
■掻い潜るように飛び抜けようとすると、その飛行進路に向けて何かが飛んできた。
【バスッバスッバスッ】
■物陰に仕掛けられた弩が次々と対装甲フレシェットを吐き出す。
■ワイヤーで進路を狭めたうえで、残されたルートへと多方向から矢を射掛けるトラップ。
■必殺の罠を前に黒鳥は獰猛な笑みを浮かべ、手にした剣と左腕のノコギリで切り払う。
■ロールしながら全ての矢を迎撃し、糸の合間を突き抜けた。
■だが翼がワイヤーをかすめ、風切羽の先端がわずかに切り裂かれた。
「……やるじゃん」
⇒NEXT
名前:“半分屑鉄の”ベノム
智識再構成率39%
話した言葉:記憶_MADANGEL_15
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