(いじめられる側にも原因があるという言葉は、あの女のためにあるような言葉だな……!)
(確かにあの時はただ俺の足止めをするだけだったのなら、態々相手をするまでもなく、スルーして飛び越えれば良かっただけの話だ。)
(…だが、よりにもよってあの女は、軽々しく我が妻の事を口にした上で、俺の在り方を否定してくれたのだからなぁ。)
(数ある人間上がりのサーヴァントの中でも、あの女は……特に忌々しい!!)
(たかだか出生が異なっただけで、己は特別だと思い込んでいる愚かな人間よ。奴にも野蛮な人類の血が流れているのだ。)
(今のように平和を望むような振りをしたところで、俺の誇りと生き様、そして我が妻達への想いに泥を塗ったその事実は変えられん。)
(姑息な人間よ…ある意味シートンよりタチが悪い。小物臭さを隠しているつもりか?寧ろ悪臭すら感じる。)
――――(気を悪くさせたか?)
(何にしても、俺にあの女の話題は振らん方がいいだろう。気持ちのよい返答は保障できんからな。)
どうします?センパイ。
今だったら、オルタさんにもお仕置きを敢行する用意もなくはありませんが。
……喧嘩両成敗ってことで、両者、不問にしよう。互いに痛み分けてるみたいだし、もう、これ以上二人が傷付くのも争うのも見たくないからーー
名前:Jeanne d`Arc(Alter) +α
絆Lv.10/10 +873
「ま、当然ですね。」
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