な、何?突然変なこと訊いてきたりして。

……そんなことないわ。
ユリアシティにいた頃だって、仲の良い男の子なんて片手で数えられる程しかいなかったし。

──ううん。彼とは“仲が良い”って言うより、きっと……

……。まあいいじゃない、こんな話。
それにこのまま続けると、何だかどんどん違う話へと逸れてしまいそうだわ。
モテそう