(雲が晴れて突然あたりが明るくなる)
(陽の光に照らされたアレンが眩しくて真っ白な世界にそのまま消えていってしまうような気がして思わず手を掴んだ)
○○?
どうかしましたか?
(なにも言えずただ不安で掴んだ手を強く握る)
.......キミの手はあたたかいな。
小さくても力強くて触れてると安心する。
僕を絶対離さないっていってくれてるみたいだ。
大丈夫ですよ。
僕はどこにも行かない。
キミがこうして手を握ってくれてる。○○の居る場所が
僕の居場所だ。
だからそんな泣きそうな顔をしないで。
(涙は出ていない。でも目元をそっと拭うようにアレンの指先が触れた)
♪︎眩しい