(泣いて泣いて、気付けば神田の部屋に来ていた)

(この部屋に来る事ももうきっとない…。荷物片付けよう…)

(いそいそ)


はぁ…見つけた…!

おい、○○!


(これからはあの子がこの部屋に来るのかな
ここで2人で、過ごすのか
うぅ、いやだ考えれば考えるほどつらくなる。)
(ぐすぐす)
(いそいそ)


おい、聞こえてんのか返事しろ!!

(べしっ)


(痛っ!なに?!)


なに、じゃねぇ
ったく、人があんなに呼んでるっつーのに無視して逃げやがって

(何の用?私になんか構ってないで、神田はあの女の子の側に居てあげなきゃ駄目なんじゃないの?)
(ぐすぐす)


この馬鹿、てめぇ完璧に何か勘違いしてるだろ。
あれは……
告白されているところを目撃する3