期待とは裏腹に何も無いではないか。

俺は残念が鬼なった。すまん、血迷ったようだ。ブロント語を一人でぶつぶつ言うなど危険人物に他ならない。

しかし迷っていたのは気だけではなかったようだ。霧がかかってきた。

おかげさまで道に迷った。さっきまであった筈の道はなくなり自分でもどの方向に進んでるかよく分からないまま歩く。

こうなったのは友達のせいか?おまえハイスラでボコるわ…。

等と友人に責任を転嫁しつつ歩いているとふと声が聞こえた…気がした。俺はまた一歩危険人物に近づいたようだ。

??『ねぇ!』
偶然なる出会い3