久々に竹林を目にしたい。何故かそう思った俺はその旨を橙に伝えた。
橙「えっ、竹林!?…迷ったら出られないかも知れないよ?それでもいいの?」
それを聞いて引くようでは男が廃る!って訳で竹林行こう、そうしよう!
橙「そんな無駄なとこで男らしくならないでよ……はぁ、まあいいや。とりあえず遭難した時の為に非常食とか持っていこうよ。」
本当に非常食とか用意しなきゃいけないほどにヤバいの?
橙「死ぬよ。」
えっ?
橙「ナメてかかったら死ぬよ。」
……まさか、そんな筈…
橙「だって私達がこれから向かう場所は『迷いの竹林』と呼ばれてる場所だからね。」
救いは…救いはないんですか!?
橙「それは無きにしもあらずってところだけど…」
なら大丈夫だ、準備もほどほどにさっさと行こう。
橙「あーもー…なんで無駄にポジティブかつアグレッシブなまでにアクティブなのさ…」
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