橙「いやはや、もう秋だね。」

ああ、そうだな。ほら、あそこに居る二人なんか見るからに秋っぽいぞ。

橙「…え?どんな人…って……ああ、あれは人じゃないよ。」

と、仰ると?

静「話は聞かせてもらった!」

穣「説明しよう!私達は秋に出没する神様姉妹なのだ!私は秋 穣子、豊穣を司る程度の能力。隣に居るのはお姉ちゃんの秋 静葉、紅葉を司る程度の能力さ!」

静「実に良い解説だ穣子よ、しかし私の出番をとるでない。」

穣「あ、ごめんなさいお姉ちゃん……」

橙「と、まあ人にとって非常にありがたい神様だよ。四季に左右されるから普段は見かけないせいで影が薄く、オリキャラとか言われてるみたいだけどね。」

秋姉妹「………」

あ、落ち込んでる。

橙「いつもの事だから大丈夫だよ。……そうだ、妖怪の山に行こうよ。他の神様にもあなたを紹介したいからさ。」

うむ、そうしていただけるとありがたい。
秋姉妹