赤頭は鳥取県の名和村にいた怪力の男の話だよ。

赤頭という男が観音堂で休んでいると子供が五寸釘を指一本で抜き刺ししていたそうな。赤頭は負けじと五寸釘を刺すが両手で刺すのが限界で抜くことはできなかったそうな。赤頭の死後、赤頭の力にあやかろうと墓を訪ねた者の背中にすごい重たさがきた、という話が赤頭。

観音堂に出た子供を赤頭とすることもあるそうだよ。
赤頭