大妖精の妙な自信に押され早速外に出てみることにした


当の本人はキョロキョロしててかなり楽しんでるようだ


・・・まぁ、せっかく外に出たんだ、買い物に行くことにした

ここは某所みたいにコスプレしている奴はいないからかなーり目立つ

いたら目立つし、冷やかな目線を浴びる



・・・はず、なのだが・・・

おかしい

誰も大妖精を見ない

こんな大きい翼を持った少女が目立たないはずがない


「大丈夫・・・でしたね」

本人は嬉しそうだ
・・・笑顔が可愛かったのは内緒だ

しかし

子供「お母さん、あの人羽があるよ」

母親「馬鹿言ってるんじゃないの!」


何人か・・・それも子供には翼が見えているようだ。まるでサンタのようだ

・・・・じゃあ何で俺は見えたんだろう?

まぁいい、せっかく大妖精が普通に外に出られる事が分かったんだ。デートしよう

主役の彼女にどこかに行きたいか聞いてみることにしよう


「えっとですねえっとですね!」


かなり興奮気味だ
思わずニヤニヤしてしまう

決まらなそうだし、適当な所に寄ってみよう

自然と大妖精の手を取っていた





                   
外へ2