イ:と言っても、常にピリピリしていたのは精々セラスが入るまでのことか。
ミレニアムとの戦いが終わって、アーカードが帰還して、
いつの間にかシュレディンガーが居座っていて、
吸血鬼とも普通に話すような職員が出てきて……
とうとうこんなイベントまで始めるようになったか。
化け物を葬るための特務機関が聞いて呆れるな。
……そういえば、このハロウィンとやらは元々何のための行事だったか?
子供の頃からこの手のことには無縁だったからな。
ム、葉巻を変えねば……ん?なぜ私の葉巻入れに紙巻が……?
旦那:予備のサングラスが、片眼鏡にすり替わっている……?
シュ:ああっ!漫画のカバーと中身が上下互い違いになってる!地味にウザッ!!
隊長:なあああッ!俺の隠し撮りコレクションがバラバラに……
カメラまで真っ二つかよ……どんだけ切れ味いい刃物使ったんだ?
さて、ハルコンネンの整備をしとかなきゃ……あれ?もう終わってる!?
しかも、私がやってるより完璧に……(ヒラッ)
これ……?メッセージカードかな?「ハッピー・ハロウィン W」って……
?:声をかけてみましたが、お菓子はいただけませんでしたので……では失礼。
……ふん、ここも随分丸い空気になったものだ。