シュ「…でさー。セラスったらいっつも保護者気取りでうるさいんだよ。
僕のほうが年上だってのに。
アーカードはアーカードで僕を便利な移動手段ぐらいにしか考えてないしさ―。
ま、任務中以外は好きにさせてくれるのはありがたいけどねー。
それとインテグラは…」
あれ以来どういうわけか懐かれて、しょっちゅう部屋に押しかけられるようになった。
また常に牛乳(好物らしい)を用意しておくことも要求された。
まぁ、血をリクエストされるよりはずっとマシだと思っておこう。
シュ「…だから耳を勝手にいじるのは本当に止めて欲しいと、って聞いてるのーっ」
そして騒がしいままに夜は更けていく……
(おわり)
チェシャラスト