(RN-1)
『こんなことになるのなら、エルフはデリス・カーラーンから離れるべきではなかったのかもしれない。』
『そうしたら私たちのような狭間の者は生まれ落ちなかったのに…』
『…そうか。そうだったんだ。あは…はははは…』
『姉さまはこんな薄汚い大地を捨ててデリス・カーラーンにもどりたかったんだ。』
『そうだよね。あの星はエルフの血を引く者全てのふるさとだものね。』
『ミトス…?』
『わかったよ、姉さま。こんな薄汚い連中は放っておいて二人で還ろう。デリス・カーラーンへ。』
今すぐ俺のホットミルクを下の口から飲ませてやるからな…(ぬぎぬぎ)