名前:ミトス・ユグドラシル

ユアンを蹴った回数121回目

クルシスの指導者

~四千年前~

「姉さま!ユアン!見て見て、クラトスがソフトクリームを買って来てくれたよ!」

「あら、本当だわ。美味しそうね…!
でもミトス? 両手が塞がった状態で走ると危ないわよ?」

「たかがソフトクリーム一つでここまではしゃぐとは…。ふ、やはりお前もまだまだ子供だな。」

「むっ。それユアンにだけは言われたくないんだけど。」

「…何!? おいミトス、それは一体どういう…」

「あーっと足元の石に躓いた拍子にユアンのアイスだけ落としちゃったー!」ベチャッ

「まあミトス! 大丈夫!?」

「ああっ!!私のストロベリーが!」

「いたた…。だ、大丈夫だよ姉さま。転んだわけじゃないし…。
それとごめんね、ユアン。わざとじゃないんだ…許してよ。」

「っ! べ…別に私は怒ってなど…」

…まあわざとなんだけどねボソッ

「なっ!!? お前今わざとって言っ」

「うわぁ、姉さまぁっ!」ヒシッ

「? どうしたの、ミトス?」

「ユアンがボクのこと怒ってるみたい…!
仲直りしたいんだけど、謝っても許してもらえないし…。ボクどうすればいいのかなぁ…?」スリスリ

「大丈夫よ、ミトス。ユアンも本当は優しい人だもの。
もう一度謝れば、きっと笑顔であなたを許してくれるはずだわ…。」ナデナデ

「ぐぬぬ……み、ミトスお前…!!」
四千年前からユアンのこといじめてそう2