名前:ミトス・ユグドラシル

ユアンを蹴った回数121回目

クルシスの指導者

事態を憂えた女神マーテルは、荒れ果てた大地に少年を遣わした。
彼は女神の遺志を受け、争う二つの国をいさめ、ディザイアンを封じて世界に平和をもたらした。
しかし時すでに遅く、大樹は枯れ果てていた。
マナは世界から失われてしまったのだ。

テセアラの王は言った。
「我らは大地を離れよう。この世界に争いをもたらした償いをするために」

ミトスはそれを聞くと、女神マーテルの力で天に続く塔を建てた。
テセアラの民はその塔を登り、天に輝く月へと去っていった。

シルヴァラントの王は言った。
「我らは遠く離れたテセアラの民のため、あちらとこちらを繋ぐ異界の扉を用意しよう」

ミトスはそれを聞くと、女神マーテルの力で大きな石の扉を作った。
テセアラの大地──すなわち月が満ちたその時だけ開く扉を。



天使物語3
天使物語2