そして最後にミトスは言った。
大樹は枯れた。しかしマナは必要だ。
私は私の体を使って世界にマナをもたらそう。
私はここに眠る。大樹が『気』を放っていたこの大地に。
ミトスは大地に消え、彼の死を嘆いた女神は天に隠れてそのまま眠りについてしまった。
世界はミトスも女神も失い、彼らの力が生み出した封印はその力を失っていく。
やがて封印を破りディザイアンが復活した。全ての命は再び絶望した。
この時ミトスの『気』から生まれた天使が世界に光をもたらした。
天使は精霊の力を借りて天へ続く塔を登り、そこで女神に祈りを捧げだした。天使物語4
天使物語3