リビングに行くと何時もの家族がそこには揃っていた。
純、一、智紀、衣、歩、ハギヨシが笑顔で迎えてくれ、ディナーテーブルには既に豪華な料理が揃えられている。
純「待ちくたびれたぜー。こちとら早く食いたいんだよ。」
一「いや、流石に主役が来てないのに食べだすのは失礼でしょ…。」
智紀「実は純はつまみ食いを…」
純「してねーよ!!」
衣「相も変わらず賑やかだ。だがそれが良い。
この素晴らしい空気があること、衣は嬉しく思う。さぁ、今日は透華の誕生日だ。
存分に楽しもう」
透華「そうですわね。今日くらいハメを外しても罰は当たらないでしょう。それでは、料理を作ってくれたハギヨシと、歩に感謝して。」
歩「す、すみません、その前にすることが!!」
透華「あら、なんですの?」
ハギヨシ「決まっているではないですか。貴方様も当然分かってますね?」
ハギヨシが今からすべきことを説明してくれる。
それは当たり前で、それでも彼女が一番喜ぶであろうことだった。
純「いっせーーーーの!!」
「Happy Birthday!!透華!!
我らが家族に乾杯!!!!」
透華「み、皆、ありがとう。私は、本当に幸せ者ですわ!」
この宴会は一晩中続く。
家族と呼べる最高の仲間と共に。
ほら、リビングにいらっしゃいな。