名前:レティ・ホワイトロック

春度52%オフ

豊満


「金魚すくいの『すくい』っていうのはね、『掬い』と『救い』をかけてるのよ
だからいっぱいすくってあげて、豪族さん」

布都
「我にお任せを!厄神殿」

屠自古
「おい布都、もうそこまでにしろ。いくら使ったと思ってるんだ
これではわたしが形抜きできないじゃないか」

布都
「何を言ってるのだ屠自古よ。ここは我が救ってやらなければ誰が救うというのだ」

屠自古
「お前は既に足元掬われてるがな」

にとり
ひなりん巻き上げるのもそこまでにしようよ


ごめんなさいこの人があまりにも素直だから面白くてつい


レティ
「この魚が金魚?赤いけど」


「あらいらっしゃいへんたい……冬妖さん」

「言い切っちゃったよこの人」

にとり
「どっかの偉い人がねー輝いて見えたから間違えたんだってー」

レティ
「ふーん
でも確かに綺麗ね」


「ねえ優しい妖怪さん。あなたの手で金魚をすくってあげて」

レティ
「ちなみに掬いきれなかった分はどうなるの?」


「殺処分」

レティ
「え」


「殺処分」

レティ
「う、嘘よね?」


「さーつーしょーぶーんー」

にとり
「こら雛、嘘言わない」


「あらやだにとりったら、面白くないわね」

レティ
「あ、あー、良かった。良かったよぉ……」

「はいはい泣かないの」


布都
「聞いたか屠自古!救いきれなかった分は殺されてしまうんだぞ!」

屠自古
「そのあと河童が嘘だと言っただろうが阿呆」


レティ
「……このポイっていう紙を使って掬うのね
破れて無理なんじゃない?」

「慎重にやれば大丈夫だよ
慎重すぎても厳しいけど」

レティ
「奥が深いのねぇ
いいわ、そーっと……よいしょっ」

(ビリッ

レティ
「あっ」

にとり
「あー水圧で破けちゃったねー
斜めから入れて、出すときも斜めにしたら破けにくいよ」


「はい、あと一回
別に何回でもやってくれていいけど」

レティ
「……うー、ねえ、次はあなたがやってみて?
真似するから」

「わかったよ
せいっ!
夏祭りイベント金魚すくい