≫大丈夫じゃなかったwww

(ひのりは遠くを見ている)

≫最後の胃薬さんはやはり正解だったか…

※¥×\◇。

(お礼…………を言っているような気がする。しかし相変わらず何処を見ているか分からない)


≫可愛かったよ、すっごく!フォローにならないかもだけど。


(ひのりは立つ気力を失った!)

≫え?本当にちゅーしちゃったの?夢オチとかじゃなく?……どうですか、心境は?ひのりさん

(頭を抱えて無言でうずくまっている)

(……夢落ちでは無かったらしい)


≫今日だけ…(抱きついて寝る。)どうか目覚めたひのりがショック死しませんように…

………。

(ひのりは抵抗せず(※力が入らないのでできない)大人しく目を閉じた)


≫ひのりとの初ちゅーが……

(無言土下座)

≫ひのりに申し訳ないけど嬉しかった…よ? …とりあえず飲もう!忘れ
よう!!

(ひのりは洗面器に酒を並々注ぎ、頭を突っ込んだ)

≫今日はお疲れさま。ゆっくり休んでね。ひのり大好きだよ(なでなでぎゅー)
≫洗面器…倒れたら介抱したげるから飲みなね。ヨシヨシ
≫洗面器に頭つっこんだまま寝てるのかな…。洗面器退けとくね。布団もかけとく
≫そして布団の周りに大量のチョコをばらまいておく≫段ボールには飴ちゃんを入るだけ入れる

【――酒に頭を突っ込んだまま意識を一度手放して、起きたらこんな記憶(ログ)が残っていた】

【前半労ってくれてるかと思いきや、ボケをかましてトラウマを振り撒いて去って行った………いや、あれは夢だ夢だ夢だ…】

【取り敢えず僕はバラまかれたチョコを無理矢理段ボールに詰め、開かないようにビニールテープでぐるぐるに巻いて縛った】

【嫌な夢だった……あれは夢だった……あれは……―――】




『またホワイトデーで会おうね(にこーv)』


【僕の心の中で僕に似た誰かが笑顔で言った】

【だ……】







誰なんだお前はぁあああああああああああああああああああああああああああああああぁあああああああああああああああああああああああああああああぁ!

(バタッ)

(ひのりは 目の前が 真っ暗になった!)