(飲み物に混ぜて飲ませる事にした)

別に喉乾いてないしいいよ。君が飲めば?


……美味しいから飲んでほしい?

なら尚更君が飲みなよ。ほら。

(ひのりは貴方の口にコップを持っていき、グラスを傾けた)

(――ビシャッ)

………。


(飲んでしまってはいけないと思わず顔を逸らし、服に飲み物が零(こぼ)れた)

……あーあ…勿体ない…


…ねぇ、………どうして逸らしたのかな……?ん?

(コップを貴方の口に近付けて笑顔でグイグイ押し付けてきた)