じゃあ、惚れろよ


(耳元で少し低い声がそう囁いた)












…なーんつってな!
君が可愛い事言うからつい乗っちゃったぜ!このこの!(わしゃわしゃ!)

……俺は別に君とそういう関係になりたいわけじゃないしなぁ




(頭を乱暴に撫でていた手は、今度は優しく私の背中を叩いた)


惚れかけた