ハ「ねぇ、○○」

○「うん?」

ハ「…なんでもない」

はー、ダメだなー。
やっぱりいざ○○の前に立つと緊張して何も言えないや…。

実は○○のことは結構前から気になってたんだけどね、なんかこういう話ってさ、私らしくないっていうかキャラに合わないというか…。
でも、うかうかしてて他の人にとられるのも悔しいからさ、ちょーっとがんばってみよっかなーって思ってたんだけどねー。
その…、予想以上にこれ…恥ずかしくってさ…///

だ、だいたい○○も悪いんだよ、女の子にこんな思いさせてさ!
私だって…人を好きになることぐらいあるんだからね…。

○「…?」

…なんかムカついてきたな。
ふーん、なにさ。わからないふりしちゃってさー!
…そ、そっちがそういう態度なら…私にだって考えが…、あるんだからね…。

ハ「ねぇ、○○…?」

○「だからなんだよ、芋ならやらないぞ」

ハ「芋なんかいらないよ。そのかわり…」

そのかわりに…





ハ「……ニンジンちょうだい」

○「ニンジン?べつにいいけど」

あああああ!!!もう、もうっ!
私の弱虫っ!
……何がウルトラエースだよ、なさけな…。

○「はい、ニンジン」

ハ「…ニンジンなんかいらないよっ!ばかっ!」

○「うお!」

もー、私のばかばかばか!
絶対嫌な奴って思われたよー!

ハ「…空では撃墜されることなんてあんまりないのになぁ」

○「は…?」

ハ「なんでもないっ!」

地上では○○に撃墜されっぱなしだな…
エーリカは俺の嫁