男A「だからそれには予算が!」
男B「何を言う!それでは我々の立つ瀬がない!」
男C「いやいや、ここはいったん様子を見てだね…」
○「あ゛ー…」
予想通り、会議はまったく進展がみられない。
みなが自分のことばかりに気をとられて、ネウロイのことなどハナから頭にないようだ。
男D「わが国の軍備にどれだけ金がかかっているかわかっているのか!?」
男E「しかしそうなるとまた金が…」
坂「どいつもこいつもカネカネうるさいな」
ミ「坂本少佐、言葉を選んでちょうだい」
坂「…ふぅ」
二人ともすっかりお疲れモードだ。
正直俺も、もう帰りたい。
(ガチャッ)
○「ん?」
机に落書きをしていると誰かが入ってきた。
会議はとうに始まっているというのにこれだけ遅れても堂々と入ってくるとは、相当自信家なやつだな
?「遅れてすまない」