○「シャーリー」
シャ「…ん」
○「君が好きだ。俺と付き合って欲しい」
シャ「……」
シャ「…私、料理できないよ?」
○「かまわない、俺が教えてやる」
シャ「…私、すごくわがままだよ?」
○「どんとこい。なんだって聞いてやる」
シャ「私、わたし…」
シャ「私、こんなに幸せでいいのかな…」
○「当たり前だ。俺が惚れた女なんだから」
それだけ言うと俺はシャーリーを優しく抱き寄せた。
シャ「ん…、あったかい…」
○「うん…」
外は雪が降ってきている。
この調子だと積もるだろうな。
シャ「…○○」
○「うん?」
シャ「私も、○○のこと大好きだよ」
○「うん、すごく嬉しいよ」
季節は12月だというのに俺はどうしようもなく暖かい気分だった。
あとがき